築10年でわかった!家電と設備の寿命サインまとめ【主婦のリアル体験】

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築10年で見えた“家と家電の限界サイン、わが家の リアル体験まとめ

「築10年」──それは、家にとっても家電にとってもひとつの節目のようです。  

気づけばあちこちで、「なんだか調子が悪い…」「前より音が大きい?」など、小さな不調が重なっていました。  

この記事では、わが家が築10年を迎えるまでに実際に起きた設備や家電のトラブル、そしてそこからわかった“買い替えどき”のサインをまとめています。  

これから10年目を迎える方の参考になればうれしいです。

10年で壊れた設備・家電

洗濯機:買い替えようとしたら…搬出を断られた

洗濯機は義母と私で毎日フル稼働だったので、劣化が早めでした。
ある日、電源を入れると「ジジジッ!」と大きな音がして怖くなり、使用をやめて買い替えることに。
10年前に搬入してもらった経験があったので、壊れた洗濯機を買った同じお店で購入しようとしたら「搬出できません」と断られてしまいました。
最終的にくらしのマーケットや他のお店を利用して、なんとか買い替えできました。

同じお店でも対応できなかった理由は…

  • 我が家の搬出経路はL字型の階段で、手すり付きのため搬出が困難
  • 業者の社内ルール変更で、無理な搬入・搬出作業は不可に
  • 洗濯機の設置場所である洗面所が狭く、洗面台とのあいだの通り道がギリギリ
  • 洗面台上の棚が邪魔で、洗濯機を持ち上げても移動できない

この時に学んだのは、「前にできたから今回も大丈夫」とは限らないということ。
後から棚や収納を設置する場合は、搬出入の経路をふさいでしまわないか要注意です。

Pさん
Pさん

🌿Pさん(ChatGPT)の豆知識☺️✨
洗濯機の寿命は平均7〜8年。
モーターやベルトよりも、水漏れやエラー表示が買い替えサインになることが多いですよ✨

ガスコンロ:3口のうち1口が点かなくなり買い替えへ

3口コンロのうち1口が点かなくなり、「まあ2口でもなんとかなるかな」と思ったのですが、やっぱり不便。

それにガス機器は安全面がいちばん気になります。壊れたまま使い続けるのは怖いな…と思い、買い替えることにしました。

Pさん
Pさん

使用年数が10年以上で複数の不具合が出ている場合は、交換を検討するのが安心です✨

浴室乾燥機:修理で延命できたパターン

突然エラー表示が出てヒヤッとしましたが、部品交換で復活。

“壊れた=即買い替え”ではなく、修理でまだ使えることもあるんだと学びました。

玄関カードキー:修理に2週間かかり、衝撃の事実も発覚

わが家の玄関には上下2つの鍵がありますが、そのうち下の鍵がまったく閉まらなくなりました。

修理を依頼したところ、訪問は2週間後。築10年であちこち不具合が出るのは覚悟していましたが、玄関のカードキーが壊れるとは想定外でした。

そして修理後に知ったのですが、ハウスメーカーが営業停止中でびっくり。
「点検に来なかった理由」がそこで判明しました。

シロアリ点検:自主的に依頼した理由

新築から10年を迎えようとしていて、ちょうど家のメンテナンスが気になる時期に、近所で古い家の解体が続いていて、なんとなく不安に。

ラジオで「シロアリ点検が無料で受けられる」と紹介されていたので、電話で問い合わせて点検に来てもらいました。

結果は問題なしでしたが、安心のため予防処理を依頼しました。

Pさん
Pさん

シロアリ点検は5年〜10年ごとが理想。

業者選びでは「無料だけど薬剤販売あり」「日本しろあり対策協会加盟業者」など、よく確認しましょう✨

給湯器:壊れる前に“予防交換”を決断

給湯器の寿命はおおよそ10年といわれています。
もし冬に突然壊れてしまったら、お湯が使えず、何日もお風呂に入れない生活になるかもしれません。
そう考えると不安だったので、わが家では「壊れる前に買い替える」ことを決めました。
購入は、リフォーム対応をしている家電量販店で。
理由は「ポイントがたくさん貯まっていたこと」と「地域の割引を利用できたこと」です。

Pさん
Pさん

給湯器の寿命はおよそ10〜15年が目安。
寿命が近づくと「お湯の温度が安定しない」「変な音がする」などのサインが現れます。
交換は冬前の秋頃に予約するのが安心ですよ✨

火災報知器:10年で交換

火災報知器は、ある日どこかで「ピッピッ」と音が鳴り続けていて、何だろうと思ったら交換時期のお知らせ音でした。
実は夜中から鳴っていたらしく、子どもが気づいて心配で各部屋を見て回ったそうです。

ホームセンターで購入し自分達で交換しましたが、簡単そうに見えて、首と肩にけっこうきました…!

番外編:暮らしを支えた家電たち

2階の冷蔵庫:搬出を断られた買い替え体験

冷蔵庫が壊れると、食品がダメになってしまいます。
「急に使えなくなる前に、余裕を持って準備しておきたい」そう考えて、まだ動いていましたが思い切って買い替えることに。
10年前に搬入してもらった経験があったので、壊れた冷蔵庫を買った同じお店で購入しようとしたところ、
「階段の照明を外すこと」「搬出時に家に傷がつく可能性があることに同意すること」などの条件が提示されました。
別のお店で購入し解決しましたが、
「同じサイズを買えば安心」という思い込みで済ませず、搬入経路や販売店の規定を事前に確認することの大切さを実感。
壊れてから慌てるよりも、早めの準備が心の平和につながります。

エアコン:2台だけ交換、残りは現役

夏に壊れると命に関わるため、壊れる前に使用頻度の高い部屋の2台だけを買い替えました。
残りの部屋はまだ使えるので、もう少し頑張ってもらう予定です。

Pさん
Pさん

エアコンの買い替えは「本体代」だけでなく、
取り外し・リサイクル・追加工事費などもかかります。
特に室外機が狭い場所や高所にある場合は追加費用が発生することも。
見積もりを取るときは、工事費込みの総額を確認してくださいね✨

テレビとシーリングライト:前の家から使い続けた家電たち

どちらも前の家で使っていたものをそのまま使用していました。

シーリングライト

LEDタイプだったので長持ちしていましたが、住み始めてから7年ほどで点かなくなり買い替えることに。
ネットでサイズをよく確認せずに注文してしまい、届いてみたら想像よりも大きくてびっくり!
照明も“部屋のサイズに合うか”を意識して選ぶことが大事だと学びました。

テレビ:10年以上使って画面が真っ暗に

前の家から10年以上使っていたテレビも、ある日電源を入れると画面が真っ暗に。
新しく買い替え、壊れたテレビの回収をお店に頼もうとしましたが、
「自分で持ち込むほうが安いですよ」とのことで、郵便局でリサイクル料金を振り込み、指定引取場所まで運んで処分しました。

地域によって違いはありますが、わが家の場合は次の流れでした。

  • コードなどを事前に調べて、家電リサイクル券に記入
  • 郵便局で料金を振り込み
  • 指定引取場所まで運ぶ(自宅から近い場所は日曜の受付なし)

思っていたより手間がかかったので、次回は少し高くても購入したお店に処分をお願いしようと思います。

サーキュレーター:3台購入してわかった“価格より使い方”

  • 音がうるさくても長持ちした1台目。
  • 安さで失敗した2台目。
  • 高機能だけど早く不調になった3台目。

同じ「サーキュレーター」でも、寿命も満足度もバラバラ。
値段だけで選ぶよりも、「自分の使い方に合っているか」が長く付き合うコツです。

ホットカーペット:10年もたずに故障

1台目は延長保証中に壊れて新品と交換。
その後、また壊れて買い替え、現在は3台目を使用中。
夫が大のホットカーペット好きで、ほとんど出しっぱなし。
壊れる前提で「冬の消耗品」と割り切っています。

掃除機とオーブンレンジ:「まだ使えるけど不調」な家電たち

掃除機

新築時に購入したサイクロン式。5年ほど経つと、自動で吸引力を切り替えるセンサーが不調になり、ずっと“強モード”のままに。
少し不便ではありますが、吸引力そのものは健在。
今では布団圧縮袋の空気抜きやサブ掃除機として活躍しています。

オーブンレンジ

壊れてはいないけれど、センサーの誤作動や加熱ムラが気になる存在。
修理を2回依頼しても結果は変わらず、冷凍食品は途中で一度ひっくり返すのが我が家ルールです。

Pさん
Pさん

電子レンジの温めムラは、庫内の汚れやセンサー感度の低下が原因のことも。
軽く拭くだけで改善する場合もありますよ✨

ウォシュレット:ノズル交換で延命

築7年目に、ウォシュレットのノズルが故障し交換してもらいました。
詳しい症状は覚えていませんが、突然使えなくなった記憶があります。
修理代は約14,000円。使用頻度が高い設備だけに、思ったより早い不具合でした。

Pさん
Pさん

🌿Pさん(ChatGPT)のひとこと☺️✨

設備も家電も、10年を過ぎると“使えるけれど不安”が増えてきます。
修理・買い替え・延命、それぞれの判断を早めにできるように、「そろそろ点検かな?」の気づきを持つことが大切ですね。

築10年を迎えて思うこと

食洗機をつけなかったのは、当時の私の判断でした。
キッチンが狭く、

こはる
こはる

どうせ大きなタイプは入らない

と思い込んでいたのです。
フライパンなどの大きなものは結局手洗いになるだろうと考え、
それなら最初からつけなくてもいいと決めました。

今になって思えば、限られたスペースでも設置できるタイプがあったと知り、
「もう少し調べておけばよかったな」と感じます。

これからは屋根や外壁など、家そのもののメンテナンスも必要になってきます。
知人の家(屋上つきの一軒家)では、外壁と屋上防水のリフォームで約300万円かかったそうです。
条件は違いますが、その金額を聞くだけでも現実味を帯びます。

家電の買い替えだけでも出費が続く中、

こはる
こはる

次はどこが壊れるだろう…

と考えると、正直頭が痛くなります。
この原稿を書いている間にも、とうとう寝室のエアコンが壊れてしまいました(泣)。

住宅ローンの金利も上がり、収入は減少傾向。
家を建てるときは、“もしもの時に全額返済できるくらいの余裕”を持っておくことの大切さを痛感しています。

洗濯機置き場の広さやベランダの位置、階段の幅なども
「もう少し考えておけばよかった」と思う点のひとつ。

2階に水回りを設けたことで、搬入や修理のたびに苦労するとは想定していませんでした。

家を建てるときは「今の便利さ」だけでなく、
10年後・20年後の“維持と暮らし方”も見据えることが大切だと実感しています。

築10年で感じたこと:備えながら暮らす

築10年を過ぎると、家も家電も少しずつガタがきます。 
でも、れてから慌てて買い替える」より、「次を調べておく」ほうがずっと安心。  

情報を集めておくだけでも、ムダな出費を防げて心の余裕が生まれます。 
焦らず、でも放置せず。  

お手入れをしながら小さな不調に気づける暮らし方が、  きっと次の10年を心地よくしてくれるはずです🌸  

築10年、次々壊れた家電・設備のリアル体験談

築10年を迎えると、家の中のさまざまな設備や家電が少しずつ寿命を迎えます。  

わが家で実際に起こった「10年目の体験談」をまとめました。  

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この体験談が、同じようにお悩みの方の参考になればうれしいです🌸  

日々のちょっとしたトラブルも、「うちだけじゃないんだ」と思ってもらえたら幸いです。